首里地域に咲く主な蜜源植物の開花時期

首里地域に咲く主な蜜源植物の開花時期をまとめてみました。その年によって開花時期は前後する場合があります。

開花時期図

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Q&A

沖縄は一年中花が咲いている?

沖縄は温暖で、冬でも平均気温は約17度。最低気温が10度を下回ることはありません。
とはいえ蜜源植物という視点で見ると、採れる蜜の量は季節によって意外とムラがあります。
上の表では夏の花が多そうに見えますが、蜜の量ではミツバチは苦戦しがちな季節なのです。

ハイビスカスやブーゲンビリアは?

植物の種類によって、蜜の量も糖度も異なります。
県外の方から見れば沖縄の花と言えば南国らしいハイビスカスやブーゲンビリアが人気ですが、蜜源にはなりません。
首里近辺で蜜源として有力なのはサシグサ(センダングサ)。ただの雑草ではないのです。

庭先のお花ぐらいでミツバチの役に立つ?

都市部や住宅地でも、街路樹、公園、生垣、庭木、屋上緑化、プランター園芸まで合算すれば、相当な量の花蜜になります。
ちなみに大都会東京のど真ん中、銀座では人の手で植えられた蜜源植物が増えた結果、年間約1トンのはちみつが生産されています。

花によってはちみつの味は違う?

はちみつはミツバチが訪れる花の種類によって、色・香り・味わいも異なります。
首里でもミツバチは行動範囲内にあるさまざまな花の蜜を集めるため、花々の蜜のブレンドである「百花蜜」となります。
季節によって風味の変化も楽しめることでしょう。

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